08 オリジナル問題集作り

私は4度目の挑戦で、社労士試験合格を勝ち取りました。
働きながら資格スクールに通って勉強していたので、その大変さは身をもって知っております。
合格した年の勉強方法をまとめましたので、ぜひ参考にしていただければと思います。

徹底した弱点潰しが鍵
本連載を通じて、今回が最も重要な点です。
学習を進める中で、問題集や過去問を解いたり、授業中の小テストや定例試験、科目別テストなどを受ける機会があると思います。
誰しも不正解だった問題は復習すると思いますが、私はノートをもう1冊用意し、不正解だった問題と、正解はしたものの、迷ったり、またはわからなかった選択肢をコピーして切り取って左側に貼り、右側になぜ迷ったのか、なぜわからなかったのかを延々と書き連ね、徹底的に弱点を潰すことに努めました。
いわば、「自分オリジナル問題集」の作成です。
この方法により、自分の弱点を客観的に把握し、克服することができました。
その後、分野別答練や統一模試なども受けましたが、そのときもまた同様に、自分オリジナル問題集の作成に取り組みました。
社労士試験には科目ごとの足切りがあり、択一式は4点未満、選択式は3点未満です。
つまり、どれだけトータルの点数が高くても、1科目でも足切り点に引っかかってしまうと不合格となります。
社労士試験の合格ラインは7割程度と言われています。
択一式は各科目4点以上、総得点45点以上を目指しましょう。
選択式は各科目3点以上、総得点26~28点を目指しましょう。