大腸がん(盲腸がん)

全体を通じてのポイントは「総死亡は変わらない」

大腸がんの一種である盲腸がん。
がん全体の中でも1%未満という、珍しいタイプのがんです。
最近は中居正広さんの報道で知ったという方も多いのではないでしょうか。
大腸がんは人類が克服できたと称されるくらい、ある程度治せるがんです。
つまり、患者が増えても大腸がんでは死なない。
ただ、総死亡は変わらないという点がポイントです。

死因の押し付け

いわゆる「死因の押し付け」というもので、大腸がんは治ったが、治療による害で、結局、死亡するため、総死亡は同じになるということです。
上述の通り、がんの死亡数で見た場合、数が変化しないという点がポイントで、医学的には大腸がんが死因で亡くなっていないから嘘でもない。

がんの種類によっては、がんだけは治ったことにできるものの、総死亡は変わらないかマイナスなものが多くありますので、そこまで知っておかないと、知識の差で、すぐに医者や医学者に騙されてしまいます。

リードタイム・バイアス

中居さんの場合、コロナワクチン後の虫垂炎がきっかけで癌も見つかったということなので、早期発見。

大腸がんというのは進行に時間がかかるものですが、近年はmRNAワクチンによる免疫抑制や免疫寛容で、進行が早まることが問題となっております。


早期発見すると、その時点からの寿命は長く見えます。
がん検診でよく使われる手口です。

機械類はどんどん進歩しますので、がんの発見はどんどん早くなっていく。
小さな癌を発見できればできるほど、当然、元の寿命に到達するまでの時間は長くなる。
だから5年生存率や10年生存率が高くなるわけですが、総死亡は変わらない。
この辺は医療詐欺の定番ですので、覚えておいて損はないでしょう。