12 問題集、答練、模試への向き合い方

私は4度目の挑戦で、社労士試験合格を勝ち取りました。
働きながら資格スクールに通って勉強していたので、その大変さは身をもって知っております。
合格した年の勉強方法をまとめましたので、ぜひ参考にしていただければと思います。

大いに間違えていい
問題集や答練、模試は、あくまでも練習の場であり、結果がすべてではありません。
しかし、「08 オリジナル問題集作り」で述べたように、答練や模試で間違えた箇所や理解不足を感じた箇所を徹底的に潰すことが重要です。
講師から「その今まで間違えた問題を100回繰り返せ」と指示された私は、休日をフルに活用して、本当に100回繰り返し解きました。
模試は、難易度を高くして作成されているため、総じて皆、成績が悪いものです。
私自身も、合格した年の本試験直前に受けた択一式全国模試の成績は、70点満点中、30点前後でした。
しかし、弱点を徹底的に潰したことで合格できました。
したがって、答練や模試で思うような結果が出なくても、気落ちする必要はありません。
むしろ、自分の弱点を把握するチャンスとして捉え、しっかりと対策を進めることが大切です。
まずは、間違えた箇所や理解不足を感じた箇所を徹底的に潰すことに集中しましょう。
それをやらないから答練や模試で高得点を取っているのに、本試験で不合格になる方が少なくないというわけです。