10 不合格になる人はこんな人

私は4度目の挑戦で、社労士試験合格を勝ち取りました。
働きながら資格スクールに通って勉強していたので、その大変さは身をもって知っております。
合格した年の勉強方法をまとめましたので、ぜひ参考にしていただければと思います。

学習量が足りないか、勉強方法が間違っているか
かつて私自身もそうでしたが、周囲の不合格者を見ていると、共通するパターンが見られます。

  • そもそもの学習量が足りない
    勤めながら合格される方も多く、勉強時間が足りないという言い訳は通じません。
  • いたずらに枝葉末節にこだわる
    確かに、日数、人数、パーセンテージなどの具体的な要件を問う問題は多く出題されます。また、「全て」「必ず」「いかなる場合でも」といったフレーズを用いた、細かい文言の引っ掛け問題も出題されることがあります。しかし、これらの問題はいずれも、テキストに記載されている要件を問うものであり、授業でも説明される内容です。したがって、テキストに記載されていないような枝葉末節な部分まで勉強する必要はありません。テキストの内容をしっかりと理解し、講師の授業内容をしっかり聞き取ることができればよろしいでしょう。
  • 一喜一憂する
    問題集や定例試験で、正解した、不正解だったという結果に一喜一憂する人は、間違いなく復習を怠っているか、解説を読んでわかった気になっているだけです。「08 オリジナル問題集作り」で述べた通り、正解はしたものの、この選択肢は迷ったとかわからなかったというものもあると思います。正解・不正解に関わらず、徹底した弱点潰しをしない人は、間違いなく不合格になります。

まとめると、不合格の原因は、学習量が足りないか、勉強方法が間違っているかのいずれかです。