06 ノート作り

私は4度目の挑戦で、社労士試験合格を勝ち取りました。
働きながら資格スクールに通って勉強していたので、その大変さは身をもって知っております。
合格した年の勉強方法をまとめましたので、ぜひ参考にしていただければと思います。

ノートを2冊用意
私も、テキストや問題集や答練のプリントに隙間なく書き込みやマーカーを引いていたタイプでしたが、書き込みすぎて何が書いているのかわからなくなってしまい、講師の先生にお願いして、何も書き込みされていないテキストをコピーさせていただいたことがあります。
その経験をきっかけに、テキストや問題集や答練のプリントは極力きれいに使うよう心がけ、ノートを2冊用意しました。
1冊目には講師の先生が授業でおっしゃったことをとりあえず書き留め、記憶が薄れないうちに、もう1冊のノートに丁寧に書き直すということを行いました。
当然のことながら、テキストのどのページのどの項目についての部分であるということも併せて記しておきました。
また、わかりやすくするために、テキストのレイアウトと合わせました。
たとえば、テキストのそのページには労働基準法の〇〇という項目までしか書かれていないというのであれば、ノートもそこまでしか書かないというようにしました。
個人差はあるかもしれませんが、視覚と触覚の両方を使って記録する「書いて覚える」方法は、記憶を確実に定着させるうえで効果的な手段と言えるでしょう。
講師の先生が授業でおっしゃった、『目で見て体を使って、すなわち書いて、自分の頭で考えたことは忘れにくい』という言葉が、今でも心に深く残っています。