コンピュータシミュレーションと実験の限界:瞬間の結果だけでなく、長期的影響を探る

インフルエンザの頃からウイルス感染のメインは空気感染とエアロゾル感染です。

論文も無数にあってわかっていたはずです。

なぜ飛沫感染という嘘をつき続けて来たかは明確で、認めればほぼ全ての対策が無効だと判明するからです。

風邪に効果的な対策などというものは初めから存在しません。

CDCが空気感染を最上位にしたのは、嘘をつき続けられなくなったからにすぎません。

目に見えるような唾で感染する確率は極端に低く、しても軽症で済みます。

だからこそ、マスクの有効性を主張する側の根拠が

  • 富岳(唾が飛ばない一瞬だけを計算した詐欺)
  • ハムスター論文(正圧負圧を考えず、流体力学を無視したデタラメ)
  • マネキン論文時間経過を無視した詐欺で実際の結果も悪い)
  • 美容師論文客の半数が検査拒否

と、恣意的な嘘で塗り固めたデータを出すしかなくなるのです。

富 岳

第61回臨床ウイルス学会での

大飛沫を介しての感染はほぼあり得ない

との主張通りで、富岳の唾シミューションなど意味がありません。

これは1回目の咳等、飛沫が飛ぶその瞬間を捉えただけです。

マスク内でウイルスは生き続けているのに無視して、2回目以降はゼロになるという詐欺です。

隙間の問題もありますが、マスクの一番の問題はやはりエアロゾル化。

ウイルスは日光で2分、空気で3時間しか残存しませんが、マスク内では不活化することがなく、エアロゾル化します。

マスクに溜まったウイルスはどんどんエアロゾル化して吐き出されることとなり、数十分もすればその後、逆効果になるのは当然です。

だからランダム化比較試験(RCT)で一度も結果が出ず、世界中で逆効果なのです。

富岳の無駄遣いです。

ハムスター実験

ハムスターの実験は下図のようにマスク越しにハムスターに風を送ります。

そのように風を送れば正圧がかかり、マスク周囲に空気の壁ができます。

マスクを再現するなら、マスク越しにハムスター側から空気を吸い込むように負圧をかけなければなりません。

流体力学的に完全におかしな実験だということがおわかりいただけると思います。

マネキン実験

マネキン実験も、そもそも実験自体が根本的にデタラメです。

新品のマスクからたった20分で実験。

実社会の再現なら最低1時間はウイルスを付着させたマスクで実験すべきでしょう。

マスクをすれば必然的に呼吸回数が増えます。

受け手側のマネキンには口もないし、免疫機能もない。

マスクによる呼吸回数の増加や呼吸の強さ、感染者本人のウイルス再吸収による自己汚染等、都合の悪い事実は全て無視した詐欺実験です。

マスクをした感染者は遮蔽物がある分、ウイルスを再吸収します。

それゆえに、感染は1.1倍、死者を11倍に増やすというドイツの論文があります。

再吸収を考えずとも、苦しいのにマスクをしていたら死にやすくなることくらい想像できましょう。

そのたった20分でマスクからエアロゾルが大量に漏れて行き、エアロゾル感染を引き起こします。

エアロゾル化するのはマネキン実験でも示されています。

美容師論文

美容師論文も、客に1人も感染させなかったと書かれていますが、客の半数はその時点で拒否して検査していないという完全な詐欺論文です。

後日の電話による追跡調査の結果、既に治ってしまっていたという人もいます。

それでは何の証明にも根拠にもならないでしょう。

そもそも当該美容師のように、軽症や無症状の状態で、多数に感染させる証拠は何1つありません。

ウイルス排出量も考慮せず無視。

PCR検査で陽性か陰性かはわかっても、感染性があるのかないのかがわからない。

陽性の美容師に感染性がなければ誰にもうつしませんから、前提自体がめちゃくちゃです。

このように、「実験医学やコンピューターシミュレーションで効果があるからユニバーサルマスクが有効」という主張には、耳を傾ける必要はありません。

大体、マスクを義務化した国や地域で劇的に感染が減っているかどうかを見れば一目瞭然でしょう。

顕著な例ではロスアンゼルスはマスクを1年以上義務化していましたし、罰金もあるから着用率100%。

さらには屋内飲食も2020年7月から禁止。

飛沫がどうこう言うのなら、なぜそれで感染拡大するのか。

マスクはRCTで一度も有意差が出ていませんし、実社会の同じ州で義務化の郡が逆効果。

フロリダの学区でも義務化ではない学区のほうが感染が少ない。

逆に言えば効果があるという証明なんてゼロということです。

マスクの有効性を主張する側がよく持ち出して来るランセットのマスク論文は、未発表の論文が7つ混ぜてあり、かつ、マスク単独の実験もなく、手洗いの効果を混在させたものです。

それではマスクに効果ありとは言えません。

ランセット2020年6月掲載のメタ解析論文もよく持ち出されますが、この論文はCovid-19限定の論文ではなく、「SARS、MARS等も含めての論文のメタ分析を行ったらマスクは有効そう、ただし確実性は低いからRCTが必要」という論文です。

RCTを色々行い、それをメタ分析する論文はRCT以上のものと言えますが、これはそうではありません。

マスクの効果を調べるならば、例えば同じ病院内の同じ様な業務をしている人間を集め、そこからランダムに人選し、比較しなければなりません。

それがRCT(ランダム化比較試験)です。

そのRCTは数多く行われましが、マスクに一度も効果がなかった。

公平な比較をすれば効果は全くない。

一方で、条件を揃えず、無理やり効果を出した論文を集めて解析すればそれは当然、効果があるように見える。

メタ解析をしたところで、何の意味もないということです。

RCTで比較しないと、ただ、デマが世に広がるだけです。

大体が元が2倍逆効果なRCTもある汚い布。

それで効果を示そうと思っても、さすがに無効なデータが精一杯で、実社会でやれば逆効果になるに決まってます。