最強機体は∀ガンダム

システム∀
空間転位(ワープ)を利用して∀本体が必要な場所に移動し、かつ、地球各地に存在するDOC(デバイスオペレーションコントロール)ベースとの連動により、∀の胸部空洞に戦況に応じた武装を空間転送(ワープ)により補充するという戦術システム。
劇中でも∀の武器が至る所で発見されているのがその名残。

空間転移能力
第43話でバンデットの前でビームサーベルを回転させた後と、第44話でソシエ・ハイムとスエッソン・ステロが戦っている場に登場したシーンで発動したような描写がある。

Iフィールドビーム駆動
従来のMSのようにジェネレータや駆動装置によるものではなく、内部から発生するIフィールドの梁(ビーム)を表面に張り巡らせ、ビームを制御することで機体を動かす方式。
各部を目に見えない糸で括って動かすマリオネット的なものといえばわかりやすいだろうか。
従来のIフィールドと異なり、ビームはおろか、実弾や衝撃波などの物理的干渉にも対応しており、常時バリアーを張っているようなものとなっている。
なお、シールドも強力なIフィールドを展開している。

腹部拡散ビーム砲
物語終盤で∀がギンガナム艦隊に鹵獲された際、技術者の解析で使用可能となり、第49話で使用された。
ビームを雨のシャワーのように広範囲に発射する拡散ビーム兵器。
ターンXのIフィールドでも防げないという、ガンダム世界でも屈指の危険物。

DHGCP
脚部に左右一基ずつ“DHGCP”と記載される縮退炉(超小型ブラックホールエンジン)が格納されており、MSとしては考えられないようなパワーを誇る。
無限に増殖するナノマシンを利用して縮退を保っている。

ナノスキン
多数のナノマシンからなる素材で高い自己修復機能を持つ。
それにより∀は常にナノマシンにより修復を受けている状態となっている。
しかも、小さな欠片からパイロットも含めて再生可能。

サイコミュシステム
サイコミュシステムが組み込まれたニュータイプ専用機の系譜にある。
ロランの背中に付いていた跡は∀とのコネクトによるもの。
神経システムの接続によりトレースどころかパイロットの思考に応じて動くので、ロランが操縦していなくとも、∀がロランと同じ動きをしたり、ロランの思考を読み取って先んじて実行していた。

月光蝶
ナノマシンを散布することにより、文明の産物を全て消滅させる究極のシステム。
このシステムを用いて、かつて地上の文明を消し去った。
実体のみならず、エネルギー類も分解吸収することが可能で、高密度で展開した場合、実質的な無敵バリアーと化す。
攻防一体で広範囲を一瞬で壊滅させる最強の兵器。