麻疹ワクチン

医療詐欺は単純かつ奥が深いもので、中でもワクチン神話は根深いものがあります。
ですが、生ワクチンのように明らかに効果があるものも存在します。
では、2023年5月に話題となった麻疹ワクチンについて考えてみましょう。
効果とはどの程度なのでしょうか。

麻疹というのはこういうもので、成人麻疹になると非常に少なく、上のグラフの50歳以上を見ますと、かなり少ないのがおわかりかと思います。
要するに、年を取るにしたがって、免疫を持つ者が多くなるので、高齢にも関わらず、感染が少なくなるというわけです。
では、この人たちに何歳からワクチンがあったのでしょうか。

麻疹ワクチンは1966年頃から存在しますが、当時は義務ではなかったので広まらず、1972年9月末までは接種なしの人が多いです。
再掲しますが、この年齢別報告数グラフの年(2004~2007年)で言えば、32歳以上の人に未接種が多く、40歳になるとほぼ打っていませんが、その年代の感染者は圧倒的に少ない。

医学というのは悪質で、このようなグラフを作ります。

ワクチン効果は凄いと思った方は今一度よく見てください。
実際に多くの人が打つようになったのは1972年9月末以降ですよね。
ということで、実際はこれです。

実際に流行しても既感染者になれば死者は減る。
効果があっても印象操作は常にやる。

ワクチン打っても流行する時はあるわけです。
生ワクチンというのは弱毒化したものに実際感染しているわけですから、かなりの効果があって当たり前です。
しかしながら、意味を考えるのであれば、全ワクチンが自然感染した場合と比較しないと意味がありません。
一旦流行すれば減るのも当然のことです。
不活化ワクチン等はゴミで論外ですから、あえて効果のある麻疹ワクチンで説明したわけですが、そもそも生ワクチンとて、感染させて人間に免疫を作らせるだけのものでしかありません。
そこがわかっていれば、麻疹ならまだしも、変異する風邪にワクチンなんて、その時点でバカげたものだとわかるはずです。
それでも生ワクチンのおかげで救われた命は確実に存在するわけですから、実際に効果があるのは間違いありません。
ですが、本来なら麻疹で死ぬはずだった人は、統計上不明ですが、その後はどの程度まで長生きしたのでしょうか。
効果があるのは確かでも、本来はそこまで考えてのワクチン効果です。
そこも忘れてはなりません。