用語解説

論文等を検索しているとよく出てくる「ウイルス拡散」「免疫の過剰反応、自己免疫疾患」「ADE」「抗原原罪」という用語、どれも違う仕組みです。
どうしても混同しがちですので、簡単ではありますが、順に紐解いて行きましょう。

ウイルス拡散①

「ワクチン接種者によるウイルス拡散」はそれ自体、色々あります。
1つが、最初から腸管などにウイルスがいた人の場合です。
その場合は接種によって拡散する可能性が非常に高い。
腸管にウイルスがいる人ならマクロファージ(白血球の一種で、体内に侵入した細菌などの異物を捕食し、抗原や免疫情報を見つけ出すもの)が全身に回る。
感染した場合、吐き出すウイルス量も多く、こうやって日本も拡大したということが良くわかるデータです。

コロナが消化管にしかいない人が多数いることは既にわかっていますので、この可能性が1つ。

ウイルス拡散②

ウイルス拡散についてもう1つが、インフルエンザワクチンと同じ仕組みの可能性があるというもの。
接種者が感染した場合、吐き出すエアロゾル量が増えるという現象です。
接種者のほうが吐き出すウイルス量自体が多いという論文もありますが、エアロゾル量も計測しないと本当はどのくらいかわかりません。


ウイルス拡散③

「ワクチンを接種したから安心だ、感染は減らないが発症を抑えるから大丈夫だ」と、元気な患者が動き回って拡散するというもの。
いわゆるブレークスルー感染の形態です。
これはもう論文も多くて有名ですね。

免疫の過剰反応

新型コロナは極端に毒性が低く、乳幼児から若者の死が異常なほど少ない。
間質性肺炎になっても間質でウイルスが検出されない。
つまり、人間の側の問題で、免疫が暴走することによって引き起こされる。
というのと同じ仕組みです。
わかりやすく言えば、死者を増やすだけの対策をして自滅への道をひた走っている今の日本と同じ状況が体内でも起きているということです。

自己免疫疾患

免疫の過剰反応と自己免疫疾患はまた違います。
心筋や脳血管などに付着したスパイク蛋白を自分の臓器ごと攻撃するというのが自己免疫疾患(の一種)。
有害な異物を臓器に溜めたままにしておけば病気になります。
免疫が正常に機能して攻撃するから健康な子供も心筋炎になるわけです。
人為的に毒性のあるスパイク蛋白を全身に流すという論外なことをやらなければよかったのに、やってしまったから健康な人間でも臓器や血管に付着したスパイク蛋白ごと自分を攻撃してしまったのです。


ADE

ADEとは至極簡単に言えば、変異株に対し、感染を増強してしまう抗体もあると覚えておけばよろしいです。
抗体にも裏切り者はいるということです。

抗原原罪

結果として感染しやすくなったり重症化しやすくなったりするので、ADEと似ていますが、仕組みが少し異なります。
感染増強抗体のような裏切り者がいなくても起きる現象です。
最初に強烈に抗体を作ってしまうと、その記憶が消えず、似て非なる変異に感染しても同じ抗体を作ってしまう現象です。
実は違う変異なのに同じ抗体を作ると効果が薄れるということです。
また、抗原原罪の恐ろしいところは、その後、自然感染しても、何もせずに自然感染した時の免疫の強さには戻れないところです。
以上、仕組みは様々ですが、結果として何もかもが有害でしかなく、コロナワクチンを打つ理由はゼロ。
子供にも治験したようですが、2人中2人が心疾患になりました。
誰にとっても有害ですが、健康な人間であるほどコロナワクチンは有害だということです。