2019.2.16 神楽坂毘沙門天

2月16日は宗祖日蓮大聖人ご生誕の日ということで、2019.2.16(土)、神楽坂毘沙門天(日蓮宗・鎮護山 善國寺)を参拝させていただきました。
神楽坂毘沙門天は山ノ手七福神の1つに数えられ、週末ともなると、御朱印を求めて多くの参拝者が来られます。神楽坂散策の折には参拝されてはいかがでしょうか。

門構えはお寺としては極めて珍しい魔除けの朱色塗装。
TV番組のロケでは、神楽坂下ないしは毘沙門天に集合してスタートするという、文字通り“神楽坂の顔”。毎年7月第4週に行われる神楽坂まつりはここが本部。

門前にはかわいらしいハート形の竹細工オブジェが(2019年2月現在)。

本堂下、左右に鎮座している石虎
毘沙門天は寅の年、寅の月、寅の日、寅の刻にこの世にお出ましになったという縁起から、狛犬ではなく虎。江戸後期の作。

本堂右隣りにあるのが、国分太一さんが落語家に扮した映画「しゃべれども しゃべれども」の撮影をした書院
国分太一さんの他にも、二宮和也さん、相葉雅紀さん主演のドラマロケ地ということもあり、神楽坂は嵐ファンの聖地となっています。

本堂の左には浄行菩薩像出世稲荷が鎮座。

本堂内は撮影禁止ですので、撮影しませんでしたが、入って正面に十界大曼荼羅御本尊、左に毘沙門天尊像がご安置されています。
普段は御簾がかかっていてご覧になることはできませんが、いつでも毘沙門天様を拝せるようにと、レプリカの木像を代わりに御前立として安置して下さっています。ご開帳日は正月、5月、9月の寅の日。

画像は善國寺ホームページより。
木彫りで高さ30cm、「左手に宝塔、右手に矛を持ち、甲冑で身を固め憤怒の表情」。
文禄4(1595)年の創立以来祀られている。

毘沙門天とは

仏教では四天王の一人、七福神の一人として数えられ、須弥山(しゅみせん)の中腹に住み、夜叉、羅刹を率いて北方守護を司る。
法華経では「仏法に帰依する衆生を守護する」と説かれ、多聞天とも号し、文字通り、参詣者の願い事を「多く聞いて」、日々福を授ける。ちなみに、毘沙門天の上司が帝釈天。