上記記事のように、辞職して自宅で学習塾を開業するとしたら、一番気になるのはやはり税対策ではないでしょうか。

開業準備に必要な費用は経費にすることができます。

学習塾の場合ですと、

  1. 机や椅子、パソコンなどの器具備品の購入代
  2. 販売用の教材費
  3. 開業に当たり、作成したチラシ、パンフレットなどの広告宣伝費、名刺代、開業前の取引先との打ち合わせ代、開業のための市場調査費や書籍代

などが考えられるでしょう。

それぞれ、経費になる時期が異なり、

  1. ①の器具備品代については1台当たり10万円未満であれば開業した年の経費となります。10万円以上ならば一定の方法で、期間の経過に応じて経費にしていきます。
  2. ②の教材費は、その教材を販売した分が、その年の経費となります。
  3. ③のような開業準備のために特別にかかった費用は「開業費」といい、開業した年以降任意の時期任意の金額を経費にすることができます。

つまり、「開業費」は経費にするタイミングを自分で決めて良いということです。

一般的に開業当初は出費が多かったり売り上げが伸びなかったりと経営が不安定です。

経営が安定し、黒字になった年に任意の金額を経費にすることも可能です。

他に注意点としては、開業準備にかかった費用については、開業前ということもあり、領収証を紛失してしまいがちです。

しっかり保管し、いつでもその内容を証明できるようにしてください。

また、開業したら税務署に開業届と青色申告の承認申請書などの提出も忘れずに行いましょう。

特に青色申告については、税金計算上のメリットがあるのでお勧めです。

青色申告承認申請書は提出期限が原則として開業から2カ月以内ですのでご注意ください。