会社員の方は勤務先の年末調整で所得税の精算を行うため、本来、確定申告は不要ですが、医療費控除などを受ける場合には確定申告必要です。

給与以外に所得がある方は、その所得が20万円以下であるなど、一定の場合には申告不要です。

しかし、確定申告(還付申告を含む)するときは、20万円以下の所得もすべて申告する必要がありますのでご注意ください。

うっかり申告を忘れてしまっても、申告しようとする年分の翌年1月1日から5年以内に申告すれば所得税の還付が受けられます。

たとえば、

2015年に多額の医療費を支払ったが確定申告をしておらず、医療費控除を受けていなかった

という場合でしたら、

申告しようとする年分は2015年分ですので、2016年1月1日から5年以内、つまり2020年12月31日までに申告すれば還付を受けられます。

手続きは確定申告と同じです。

対象年分の申告書に必要書類を添付し、所轄税務署に提出します。

ちなみに、

  1. 住宅ローン控除
  2. 寄付金控除
  3. 雑損控除
  4. 年末調整で受け忘れた生命保険料控除

などを受けようとする場合にも還付申告できます。

住民税に関しては、還付申告に基づいて市区町村が住民税を計算し直し、減額になれば還付されます。

別途、住民税の申告をする必要はありません

すでに確定申告をしている場合に医療費の申告漏れがあったときは、「更正の請求」という手続きで還付を受けられます。

期限は、申告書提出日または確定申告期限から5年以内です。