「男はつらいよ」の聖地
2018.3.29（木）、花見も兼ねて東京・葛飾区にある柴又帝釈天（日蓮宗・経栄山 題経寺）に参拝させていただきました。
京成電鉄金町線・柴又駅下車
京成電鉄金町線・柴又駅の改札を出ると正面に「寅さんの像」、「見送るさくら像」がお出迎え。
参道
参道入り口
像の向こうに参道の入り口が見えます。
題目塔
その前にある題目塔は無視できませんね。
帰りは桜が舞い散り、きれいでした。
まさに日本の美。
各有名店
参道にはテレビ番組で度々紹介されている有名店があります。
帝釈堂
参道を進み、正面に見える二天門（上）をくぐると、ご本尊がある帝釈堂（下）があります。
堂内は撮影厳禁なので、撮影しませんでしたが、ご本尊の左に多聞天（毘沙門天）像、右に持国天像が、帝釈天の脇士として配置されています。
庚申日（ご開帳日）
当日はちょうど庚申日（ご開帳日）で、ご本尊である帝釈天板本尊を目の前で拝することができました。
安永8年（1779年）の本堂改修中に宗祖日蓮大聖人御親刻と言われる帝釈天のご本尊が発見されたのが庚申（かのえさる）の日に当たることから、庚申日がご開帳日となったそうです。
庚申の日は参拝される方が大勢おられるため、合掌一礼して、「はい次、はい次」といった感じで、ゆっくりとお参りできなかったのが心残りでしたが、まさか目の前で拝することができるとは思わず、本当によかったです。
境内案内
浄行菩薩像
釈迦堂（開山堂）
かつて富士山山頂にあった大日寺に祀られていたが、明治の廃仏毀釈で廃され、山頂から下ろされた（芸術新潮2013年9月号「富士山 その絵画と信仰」）とのこと。
右が江戸初期の作「大日如来像」、左が室町時代の明応2年（1493）作「観音菩薩像」
大鐘楼
鳳翔会館（外側）
大鐘楼
祖師堂（本堂）
彫刻の寺
帝釈堂の内外や境内各施設には、素晴らしい数多くの木彫の彫刻がほどこされており、文化的価値が非常に高いお寺です。
寅さんファンの方はもとより、彫刻に興味がある方も参拝されてはいかがでしょうか。