平成29年より原則20歳以上60歳未満のほぼ全ての方が、毎月掛け金を支払って資産運用を行い、原則60歳以降に給付金を受け取る個人型確定拠出年金「iDeCo」に加入できるようになりました。

  1. 掛け金の支払い時
  2. 資産運用時
  3. 給付金の受け取り時

に、それぞれ税金の優遇があります。

具体的には、

  1. 掛け金の支払い時には、毎月の掛け金金額が所得控除の対象となり、所得税等が軽減されます。
    たとえば、毎月2万円で年間24万円を掛ける場合、掛け金以外の扶養控除や健康保険料などの所得控除が120万円と仮定すると、所得税等が約4万8,000円軽減されます。
  2. 資産運用時には、通常は、受け取った利息や運用益に税金が課税されますが、「iDeCo」では非課税となります。
  3. 給付金は、原則、60歳以降に一時金または年金で受け取ることができます。一時金で受け取る場合には、退職所得控除の対象となり、分割で受け取る場合には、公的年金等控除の対象となり、税金が優遇されます。

掛け金に関しては、加入している公的年金等や職業などによって異なりますが、一般的なサラリーマンですと、月々5,000円から1,000円単位2万3,000円を上限に掛けられます。なお、掛け金額は年に1回変更できます。

しかし、iDeCoにはデメリットも大きく、

  1. 原則として60歳まで引き出すことができません。
  2. 金融機関への手数料などもかかります。
  3. 選んだ運用商品が目減りすることもあり、その損失は補填されない

ので十分注意してください。