毎年7月第4週に行われる神楽坂まつりへ毎年行っていたり、生前の母と花見がてらよくお散歩したりと、神楽坂は馴染み深い街。
神楽坂には数多くの神社仏閣があり、マスコミにほとんど登場しない所もあったりしますが、神楽坂に行ったことがないという方のために、代表的なお社としてTVや雑誌によく登場する牛込総鎮守 赤城神社をご紹介したいと思います。
地下鉄東京メトロ東西線「神楽坂駅」からなら徒歩1分ですが、飯田橋駅(JR・地下鉄)で下車し、神楽坂下から坂道をひたすら20~30分ほど登って行ってもたどり着けます。
赤城神社の標識が見えたらまわれ右ですぐです。
拝殿・本殿
階段を登り、正面に見えてくるのが世界的建築家・隈研吾氏設計監修の拝殿・本殿。
御祭神は殖産興業、厄難消除、学問芸術の神であり、特に火防の神として高い御神徳の「磐筒雄命」 、及び、「磐筒雄命」と合殿されている「赤城姫命」。
例祭日は9月19日。
螢雪天神
拝殿左にあるのが菅原道真公を御祭神とする螢雪天神で、神楽殿の中に御内陣を備える。
社務所/あかぎカフェ
拝殿右にある社務所では、TV番組でも紹介されていた赤城神社オリジナル「鬼太郎&目玉おやじお守り」を販売。
社務所の隣にはあかぎカフェが併設されています。
八耳神社・出世稲荷神社・東照宮/観音様・俳人巻阿の碑
拝殿・本殿の左にある階段で下に降りると、穴場と言われる「八耳神社、出世稲荷神社、東照宮」があります。
八耳神社
御祭神は上宮之厩戸豊聰八耳命(別称・聖徳太子)。
合殿に大国主大神、丹生大神、菅原大神を祀る。
出世稲荷神社
御祭神は宇迦御霊命。
赤城神社がこの地に遷る以前から牛込の鎮守とされてきた地主神。
近隣サラリーマンに人気を博す。
東照宮
御祭神は徳川家康公。
牛込西五軒町にあった天台宗宝蔵院に鎮座していたが、明治元年の神仏混合廃止の際に境内へ遷された。
「八耳神社・出世稲荷神社・東照宮」の手前には「観音様・俳人巻阿の碑」があり、この観音菩薩立像も天台宗宝蔵院より遷された。
赤城神社は非常に清々しい空気が漂っていますし、日枝神社、神田明神と共に「江戸の三社」と称されている有名所ですので、一度は見学がてら参拝されてみてはいかがでしょうか。